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「みのり、顔怖いし、巧マジでビビッてたよ。」
ふみちゃんは笑いながら、髪を乾かしている。
「だって、ふみちゃんにベッタリなんだもん。」
クラスメイトはみな、屋上の大浴場へ向かう中、ワタシ達は部屋のシャワーで汚れを落とした。
だって、大浴場になんか行ったら、大変な目に合う事が目に見えているし。
それにふみちゃんと話をしたかったから。
「みのりだって、洋介先輩とイチャイチャしてたじゃん。私の事なんかほっぽってさ。」
ふみちゃんの言う事も確かだよね。
「うん・・・・ごめんね。」
浮かれてた。
そう、洋介に熱を上げ、浮かれすぎていた。
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