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沈黙とは違う、驚愕に、間は停止する。
一際、大きな影が動いた。
臼
『カニさんやぁ、そりゃ…、
“仇討ち"をするって事かい?』
細い影が、忍び寄る。
蛇
『仇討ちは何も生まないよ…。
憎しみの連鎖…、お互い苦しむだけさ…。』
カニ
『でも…、我慢できないよ。
お母さんを、あんな目に合わせた猿をっ…
少しでもいいから“懲らしめ"たいッ!!』
栗
『懲らしめる…ね
いいね、気に入った!坊主、俺は力をかすぜ!』
蜂
『懲らしめる…か
ふふ、いいわ!私も坊やの力になるわ!』
牛糞
『オ、オデノ牛小屋…、広イ…』
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