第1話

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がばっ 布団から凄まじい速さで起き上がった私は苦笑した。 「夢じゃん!」 スマホを取り出して時間を確認すると、いつもより30分早く起きたらしい。 それにしても、リアリティのある夢だった。 そうベットから出ようとした、 次の瞬間 にゃ~ 夢でみた猫が現れたのだ。 「夢なわけあるか。」 夢と同じハスキーな声で喋る猫。 どうやら夢オチではないらしい。 「本当に現実!?」 ほっぺをギュウギュウと引っ張っても痛くない。 「ありす、よろしくな。」 私の能力ライフが始まった。
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