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こっちに着て、誰かに心を開いたことはない。
もう1年も心から笑っていない。
凍った心がなんか、恥ずかしく思えて…
涙が出てきた。
それを隠そうと、ジェイに背中を向けた。
そのことに気付いたのか、
「ゆっくりと、おやすみ。
困ったら頭もとのベルを鳴らしたらメイドが駆けつけるから。
あ、レイの英語も悪くない。
ちゃんと喋れてるよ…」
それだけ言うと、部屋を出た音がした…
あ、もう無理。
涙が止まらない。
ホッとしたのか、また眠ってしまった…
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