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「喉が乾いちゃって…」
なんか、顔を上げられない。
「シャンパン?
それともビール?」
冷蔵庫の方に歩きながらジェイが聞く。
「いえ。
お水を…」
水のボトルからグラスにそそぎ入れて、私に渡す。
それを半分くらい飲み干して、テーブルに置いた。
立ったまま。
グラスの半分くらい涙が出たのかな…
そんなことを考えた。
その瞬間、
ジェイが私を抱きしめる
「本当は帰りたいんじゃないの…?」
帰りたい…?
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