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「もう…
やっと想いが通じたんですね!
焦れったかったですよ…」
アンジーが帰ってきたのは3日の夜。
もっとゆっくりしてくればいいのに…
次は、夏の休暇まで帰れないのに。
私とジェイの様子を暫く見ていて、アンジーは言った。
いつから気付いてたの?
そんなに解りやすかった?
自分でもはっきり解らなかったのに…
じゃあ、ジェイも?
前から?
いっぱい聞くことがあるのに、何から聞いたらいいかわからない。
でも、少なくとも、アンジーはお見通しだったようだ。
「と言うことは、旦那様とレイ様の寝室をご一緒ということでいいんですよね…?」
やだ!
恥ずかしい…
それにレイ様だなんて。
今まで通り、レイって呼び捨てにして下さいな…
まあ、確かに自分のベッドはもう要らないかな…
ジェイの腕の中がいちばんよく眠れるんだもの。
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