20人が本棚に入れています
本棚に追加
だけど、早朝彼女から掛かってきた電話で、
すぐにホテルに向かった。
引き受けるという内容を告げられた。
詳しい事を話して欲しいという彼女に…
仕事の内容を話した。
よく理解していないのか?
言葉は凄く自然に思えたが、私の言葉が理解できなかったのかと、
もう一度、話をしたんだ…
まだ6時を少し過ぎた頃だった。
「私は…
ジェイを助けます。
どんなことをしても。
だから、契約書にサインします。
よろしくお願いします。」
そう言って頭を下げる彼女は、少し微笑んでいた…
平気なのか…?
自分を売ると言うことだぞ…?
まあいい。
いいと言うんなら、私が詫びを入れることもなくなる。
ボスからは、
必ず、説得してこい。
脅そうと何しようと構わないからと、
半ばもう決定をしているかのような指令だったから。
彼女が時間をかけて内容を読んで、
契約書にサインをした時、
電話が鳴った。
最初のコメントを投稿しよう!