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ジェイの顔色が変わるのが解った。
ディスプレイを見た途端に…
「3ヶ月くらいのスパンじゃないんですか?
それじゃ、過酷すぎる…」
背中を向けて、話をする内容は…
きっと私のこと。
あの方が、また…
こんな風に声を荒げるジェイは、
今まで見たことがない。
電話を切って、振り返ったジェイが、
私をキツく抱き締めて、
荒々しくキスをした…
「2週間後位だそうだ…
ゴメン…」
そう…
やっぱり。
解ってた。
穏やかに過ごせないことは…
ずっと怯えながら暮らさなければいけないことなど、
契約したときから、覚悟をしてた。
でも、
怖い。
震える私を気付かれないように、
シャワールームに向かった…
ジェイは、見てた。
私の顔を…
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