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ホテルの部屋は隣同士。
「今夜は湿布して水分を控えめにして眠ってください。
大丈夫ですよ…
ジェイは、よろしく頼むと言っていましたから。
今夜はよく寝て、明日には元気になってください。
おやすみなさい。」
私の部屋には一歩も入らないでオリバーさんが自分の部屋に入った。
「ありがとうございます。」
今朝までいた部屋とは大違い。
ベッドだけの小さな部屋。
でも、こんな方が落ち着く。
日本で一人暮らししていたときも、
ベッドをおいたらテーブルがひとつおけるだけのスペースしかなかった。
懐かしいな…
みんなどうしてるんだろう…
番号を変えたことを友達には連絡したけど、
時差や何かを考えると、なかなか電話も出来ない。
声が聞きたい…ジェイ
電話を見つめる。
なぜか、アーレフの顔が浮かんでくる…
ジェイのことを考えたとき、アーレフがあんな顔をしたのを思い出した。
何でこんなときに…
と、突然に電話が鳴った…
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