16人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
「本当に…いいのか…?」
自分で服を脱いだ。
着いた街のホテルの部屋。
食事はいつものように部屋に用意されていた。
いろんな話をしてくれる。
行った国のいろんな街の話。
文化の違いも教わったし、宗教の話も教えてもらった。
知らないことがほとんどで、
話に夢中になった。
食事を済ませて、後片付けの人が下がるともう誰も部屋には来ない。
シャワーをゆっくりと浴びて、
気持ちを整えた。
私の仕事。
オリバーさんがそう言ってた…
言葉じゃないけど、顔が…
だから、決めた。
素肌に身に付けたスリップドレス
その肩紐をゆっくりと下げて、床に落とした。
先にベッドに入っていたアーレフが、
言葉もなく眩しそうに私を見る。
いいの。
自分で決めたことだから…
怖くない。
最初のコメントを投稿しよう!