16人が本棚に入れています
本棚に追加
「いいえ…
今は、アーレフが恋人です。
そんなこと、言わないでください…」
私、考えてる事が顔に出るのだろうか…
「今まで…
嫉妬をする人間の気持ちが全く分からなかった。
情けのない人間の、歪んだ感情だと思っていたんだ。
でも、この気持ちは…
嫉妬だな…
レイが、恋人のことを考えているのかと思うと、苦しい。
どうしようもなく悲しい気持ちだ。
でも、嬉しいよ…
こんな苦しい気持ちもレイに出逢わなければ知らなかったことだ。」
今だけは…
そう言って唇を重ねるアーレフ…
最初のコメントを投稿しよう!