第4話 心配 #3

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「お母さん、反対なのだろうか。」 ジェイが気にしてる。 駅前のホテルにチェックインした。 お昼過ぎで追加料金が掛かるが、 疲れた体を少しでも休ませたかった。 駅の中にあるベーカリーショップでパンを買い、 ホテルの中で食べようと。 もっと、酷い状態かと思った。 もう意識がなくて、 話さえ出来ないほどかと。 でも、話が出来て、 嬉しそうな表情も見ることが出来て、 なんか安心したんだ。 疲れがどっと出てきた。 「反対じゃないと思うよ。 でも、 こういう事はお父さんがいる時じゃないとダメなんだって。 固いからね… うちは、そういうの。」 なんかホッとして、眠くなってきた。 もちろん、病状はお兄ちゃんが電話で言った通りだと思う。 でも、もしかしたら、私の顔を見て、 少しでも元気を出してくれて、よくなってくれるんじゃないかと思ってしまう。 「少し、眠りたい。 3時間ほど、眠る…?」 携帯のアラームをかけて、 ジェイに抱き締められて、 ベッドに入った…
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