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まだすべてを曝してはいない。
そう感じる。
求めておきながら、固く体を閉じている。
レイ…?
レイの体にはその跡がまだ残ってる。
どんな想いで、
それを受けとめたのか…
考えたくないことだが、
現実は、やはりそうだ。
鼻の頭がツンとする。
イヤじゃない…?
レイ
イヤなわけない。
ゴメン…
俺のせいで。
その言葉を飲み込む。
それを言えば、レイが悲しい顔をするのを知っているから。
キレイだ。
跡が残る肌に、自分の跡を付ける。
何かの儀式のように、
魂を込めて…
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