【本文】山崎丞｜15ページ - 小説投稿エブリスタ

近藤さんは、ずぶ濡れの俺を膝にだきあげると、懐から取り出した手拭いでガシガシと身体を拭いてくれる。｢まだ、水浴びするには早いだろ？こんなに濡れて… 風邪をひいたら大変だ｣近藤さんの大きな手のひらが俺の小さな額をなでる感触が心地よい。お腹もイッパイで、適度な運動？もした俺は、そのまま近藤さんの膝の上でｳﾄｳﾄと眠りに落ちていく… 近藤さんは、お日様みたいな匂いがしたんだ…

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