粉雪

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うぅ~っ(;_;) 一体、俺様の身体はどおなっちゃったんだよ… あの後、路地を飛び出した俺様は、何もしてないのに 女には叫び声をあげられ、侍や同心には、変態だと追い掛け回された。 塀に飛び乗ろうにも、愚鈍で重たいこの身体ではどうにも成らない… 壁の隙間に逃げ込もうとしたが、頭すら通らないとはどうした事か… 何より、艶々ふさふさの毛皮を失ったこの身体は寒くて仕方がない。 偶々 見つけた木桶の中に身を隠したが身体の震えが治まる事は無かった。 俺様は、ツルツルの気持ち悪い膝を抱える様に身体を丸めると、そのまま眠る様に瞼を閉じた。 何だか、凄く疲れたんだ…
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