挨拶&プロローグ

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そして歩きながら二人で昨日のテレビの話などをしているうちに学校へ到着した。  僕たちの通っている高校は私立空庭(そらにわ)高校。 普通よりはいい学校で校則もかなり厳しい。 なので授業中に居眠りしている人など僕以外にいない。 「それにしても今日は絶好の昼寝びよりだなぁ」  と僕は背伸びをしながら言う。 「寝てばっかいないで授業聞かねーとまた怒られるぞー」  と双介は少しあきれた表情でそう言った。  しかし双介の心配も虚しく僕は1時間目を告げるチャイムと共に眠りについた。  眠りについて少し時間が過ぎたとき異変は起こった。
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