プロローグ

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俺には前世の記憶がある。 なんて言ったら頭の心配をされそうだが残念ながら事実だ。 かといってその前世の記憶が面白いかと言われたら全くもってそんなことはない。 少年マンガの主人公のような激動の人生を送っていたわけでもなく、別次元の世界(魔法とかファンタジー系のあれだ)に生きていたわけでもない。 今と変わらずごくごく普通の人間だった。 ただ生きていた時代が時代だったので(なんと戦国時代真っ只中の日本だ)刀振り回したりはしていたが。 まあとりあえず。何が言いたいかというとだ。 ー『特に面白みのない前世の記憶を知っちまったせいでなんでこんな目に合わなきゃなんねぇんだよ!!』ー
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