俺は別に知りたいわけじゃなかった!!

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次のデジャヴは小学校6年生の時。 歴史の授業。戦国時代。 先生が話す歴史の偉人たちの話を聞きながら俺の頭は激しい頭痛に見舞われていた。 そして自分が知らない世界を常に第三者の視点で眺めているような。見たことのない映画を見ているような。 とりあえず違和感を感じていたことは確かだ。 自分の知らない、人を切る感触。血の匂い。爆発の音。 あまりに現実味がなくて。でも恐ろしくて。 気持ち悪すぎて気を失ってしまったらしい。気が付いた時には保健室だった。 そしてもともと読書量が人並み以上だった俺はこの2回目の時にはなんとなく自分の既視感の正体に気がつき始めていた。 ーこれ、前世ってやつかー
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