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「親分、今日はどこ行きますか」
「惑星バハーナだ。あの星はとびきりイイ女が揃っているらしい」
「それはいい、あっしもお供しやすぜ。そういえば新しく新入りが来たんでさぁ。おい」
「へぇ、どうも」
「おう、なかなか凶悪そうな面じゃねぇか、腕の方はどうなんだ」
「そりゃもちろんですよ。あっしがわざわざ親分に見せてるくらいですぜ。5000人からいる、このマックス海賊団でも、こんなタマはなかなかいないですぜ、腕が立てばまた仕事がしやすいってもんです」
『なるほど、確かに良い身体と顔だ。こいつはいい』
マックスは上機嫌のまま、進路を惑星バハーナに向けた。
「よし、新入りも連れて行ってやろう」
マックス一味は、いつもと変わらずに散々暴れ尽くし、抱えきれないほどの女と財宝をかっさらってきた。
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