あとがき

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 「続、先生と下僕な私」1年弱、ほぼ毎日続けて来ましたが、何とかエンドマークを打つ事ができました。  これも読んでくださる皆様が居たからこそだと、思っています。  何しろ、お話を考えた事はあっても、完結させた事は無いに等しかったのですから。  当初、「先生と下僕な私」を始めた時、頭の中にあったストーリーとは随分と違ってしまいました。  それでも基本は、親から充分な愛情を与えられずに、心に傷を持ち、後ろ向きな育ち方をして来た主人公が、夢のような恋をして、愛を知って、今まで満たされなかった心に一杯の愛情を注がれて、癒されて人間的にも成長して行く。ファンタジーです。  柚衣に愛情を注ぎ、彼女を癒して行く立場の先生“蒼馬”を過去のある人物にしてしまった為、彼の過去を解きほぐし、彼をもまた癒し、愛を知る事によって再び自分の夢に向かって歩き出すようになる、続編はそんな話になりました。  こうやって、一口に文章にすると、なんてまとまった話だ!と思うのですが、実際には作者があちこちで迷子になり、たくさん寄り道もしてしまったため、まとまりの無いお話になってしまった感が否めません。  
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