第7話

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  「うち。遊びに来る?」  一瞬だけ、真田の目があたしを見る。 「女ばかりの部屋にか」 「うん。真田がよければ、だけど」 「こええ」  はは、とまた冗談とも本気ともつかない感じで笑う。  はっきりしてよ、と強い感情が過ぎったけど、はっきりしないのが真田とあたしなんだろう。  それは、求めちゃいけない。 「……リビング挟んで、  部屋は別々だから。  平気だよ」 「お前、何言ってんだ」  真田の声は、笑いを含んでいる。  けど、その手はあたしの膝に伸びてきて、するんと撫でた。 「ちょ……っ」 .
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