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「肝心なのは、レオが楽しんでサッカー出来るか、出来ないか…そこなんじゃないか?」
司の言うとおりだと思った。
「何か、良い事いっちゃってない?」
「俺だって、たまには良い事言うさ!」
二人で笑った。
練習は週に2回。火曜日と木曜日。
「次は二日後かぁ。また、一週間の予定が増えちゃったなぁ~。でも、レオが楽しむ姿を支えられるのも、今の内かな。」
「そりゃ、今の内だろ。子供の成長なんてアッと言う間さ、きっと。」
「あぁ!また、良い事言っちゃって!」
「レオが、あまりにも楽しそうに語るから、俺もワクワクしちゃって。楽しみだな!この先が!」
練習後に、笑顔で駆け寄って来たレオの顔が浮かぶ。
「ほんとだね。レオがワクワクすると伝染するね。しっかりサポートしていこうね」
「おう!」
司は、自信満々に答える。司の返事につられて、私も頷く。
(よしっ!)
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