世界観

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大昔、人と鬼と、妖(あやかし)がこの世にいた。 妖が人の『御霊』を喰らうことで、人の数が激減し、絶滅という危機的状況に立たされていた。 そこに救世主の如く現れたのが、高い戦闘能力を誇る鬼である。 鬼はそれまでは姿を見せなかったが、一人の人と鬼が契約を結んだことによって状況は大きく変わっていく。 鬼は人の鍛えた刀(かたな)という武器を手に取り、妖を妖魔(ようま)の世界へと撤退させることに成功した。 それから、数十年。 人も鬼も、共に発展しながら迎えた日々に、変化が訪れる。 ひとつは、人が呪(じゅ)という名の呪いを、使いこなすことに成功したこと。 ひとつは、鬼や人が突然『神隠し』に遭い、姿を眩ますということ。
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