世界観

4/4

1人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
前者は大いに喜ばしいとこだと、人も鬼も飛び上がるように祝った。 後者は、妖の仕業だと云い、鬼の妖を討伐する理由に憎しみが足されることとなった。 それから幾年の時を経ち、発展は更なるものとなっていた。 人は強い『御霊』を持ち、呪いに長けた女性を『白夜の巫女』として心の拠り所にした。 彼女たちは、鬼と『花咲の契り』を結ぶことで大きな力を手にし、鬼と共に戦うことも増えていった。 鬼は配備をしっかり置き、鬼の戦闘集団の中でも腕利きの者たち八人で構成される、八鬼(やき)というものを設置した。 これによって序列の中だけでなく、すべての鬼が上を目指して切磋琢磨するようになった。  
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加