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「全然大丈夫じゃないからね!?」
こうなれば、三十六計逃げるに如かず!
俺はその場から神にもらった『身体能力』を使って逃げようとしたが…
「逃がしません」
「うわ、え!はや!?」
ルミリアは一瞬で俺の前まで移動したと思ったら、いつの間にか腕の中に抱きかかえられていた。
あ、ありのままに今起こったことを話すぜ…幻術とか(ry
「捕まえましたよ?」
「あの~因みに拒否権は?」
「あるわけないじゃないですか」
「ですよね~」
この日、俺はルミリアには勝てないと知った。
~三時間後~
「うふふ、ラミリア姉さんの感触…うふふ」
やっと、助かった…
ルミリアの顔がやけにつやつやしてるとか気にしてはいけないと思うんだ。絶対に…
はぁ、もう夕方だよ…
そろそろ、晩御飯の支度が出来ました。とかいってメイドが来そうだな…
コンコン、と扉がノックされた。
「どうぞ」
「失礼します。ラミリア様、ルミリア様。お夕食の準備が整いました」
「わかった、すぐ行く」
「それでは、失礼しました」
さてと…晩御飯を食いに行くか…
て、まだあの妹はトリップしてるし…
しょうがないここは…
「ていっ」
「ふみゅ!?」
ルミリアの頭にチョップをかましてやった。
少しだけすっきりしたのは内緒だ。
「夕食の準備が整ったみたいだよ」
「ラミリア姉さんのチョップ…あぁ、なんて気持ちg………分かりました」
「……行こうか」
「……そうですね」
もう、ルミリアが崩壊してるが気にしないったら気にしない。大事なことなので二回言った。
そういえば、あと家の家族で紹介していないのは母と弟だけだな…本当は祖父とか祖母もいるんだが、今家にいなくて王都だったけ?そこに行っているらしい。だから、また次の機会に紹介しようと思う。
まぁ、それは食事の時に紹介すればいいか(脳内で)。
てか、前から思っていたけど家って広いな…
5歳のころから探索し始めたけど今だ行けてない所とかあるんだぜ?どんだけ広いんだって話だよな。6歳ごろに探知魔法(上級)覚えて、探索したこともあるけど、一部の部屋には魔法が通じなかったりしたな…それだけ見られたくない物でもあるのか?
まぁ、そのうち父と母のどちらかが話してくれるか…
そうこうしている内に大広間についた。
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