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朝、いつもどうりの時間に起き、着替えをし、食事を摂り、学校へ登校する、これからおきる事も知らずに……
第一章 始動
悠斗「あっちー…焼ける、焦げる、灰になるー…」
俺は神崎悠斗、天海神学園に通う高校2年生だ
トントンッ、誰かが俺の肩を叩いた
暑くてぐったりした顔をなんとか引き締めて後ろを向いた
悠斗「ん?」
凪紗「おはよ悠斗、今日の宿題やってきた?」
こいつは幼馴染みでクラスメイトの天道凪紗。
成績優秀、容姿端麗、スポーツ万能の凄腕幼馴染み。
一気に気だるさが戻ってきた
悠斗「ふぃー…おはよ、んなことよりあちーな……」
凪紗「だねー今日は今年のなかで最高気温ってテレビで言ってたよ」
悠斗「おいおいマジかよ…勘弁してくれ…」
凪紗「悠斗、暑いの苦手だもんね」
悠斗「そういうお前はどうなんだよ?」
凪紗「全然、こんなの平気平気って言いたいけど、この暑さはねー私でもまいるわよ」
悠斗「だよなー…」
7月19日、今日は修業式だ。
あ、今日の宿題やったっけなど思い出してると、いつもの聞きなれたハイテンションの声が聞こえてきた
圭太「よっ、おはよ、お二人さん朝からお熱いですなー」
こいつは風上圭太、クラスメイトで小3からの友達だ
凪紗「ちょっと圭太、からかうのやめてよね」
圭太「ん?いやいやお二人さんお似合いでっせ、ニヒヒ」
凪紗「ちょっ!圭太!もうー!悠斗も何か言ってよ!」
悠斗「んぁ?ごめん聞いてなかった」
そんないつも恒例の行事を済ませ校内に入る
その頃大地ガリエスでは……
タタタタタ…
フードの少女「はっはっはっ…」
ガシャガシャガシャ……
鎧を着た司令官「いたかー!?」
フードの少女「ハァハァハァ……」
鎧を着た兵士A「いたぞー!こっちだー!」
フードの少女「っ!?バレた!?」
鎧を着た兵士A「まてっ!逃がさんぞ!!」
その時少女がバックから何かを取り出した
ピンッ……
フードの少女「えぃ!」
ピカー!!!
鎧を着た兵士達「くっ!閃光弾かっ!」
ダダッ…
鎧を着た司令官「えぇぃ!何をしている!さっさと追わんか!」
鎧を着た兵士「はっ!」
フードの少女「はっはっはっ…これを早くあの人の所へ届けなければ……」
第二章へと続く……
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