第四章 動き出した歯車

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ラーグナー「よし、まず君たちに使える武器を買おう」 悠斗「なっ…俺達はまだあんたたちが言っている戦争の終結なんて、手伝わないぞ!」 リーフィア「この無礼もの!」 目の前が急に光って見えた。気づいたらリーフィアさんが剣を抜刀して俺に向けていた 悠斗「なっ!…」 凪紗「悠斗!」 圭太「てめぇ!その剣を今すぐ悠斗から離しやがれ!」 リーフィア「さっきから黙って聞いていれば……」 ラーグナー「やめろ、リーフィア」 リーフィア「しかし!」 ラーグナー「聞こえなかったのか?やめろ」 リーフィア「っ…はっ…」 悠斗「…ふぃー……死ぬかと思った」 怖かった、だだ怖かった本当に死ぬかと思った それから俺たちは遺跡から出て街で色んな物を買った。中には食料や服、テントなど色々あった 悠斗「なんでテントなんか買うんだ?」 ラーグナー「それは、我々の拠点に行くまでは徒歩だからな」 悠斗・凪紗・圭太「「「え?」」」 ラーグナー「ん?何驚いているんだ?」 凪紗「車とか自転車とか電車とかってないの!?」 リーフィア「クルマ?ジテンシャ?デンシャ?何ですかそれ?」 凪紗「そ…そんな…」 悠斗「凪紗こんな昔みたいな街でそんなものがあると思うのか?」 凪紗「そう言えばそうね…」 圭太「うぉ!これカッコイイ!!」 その時圭太が持っていたのは日本刀に似た武器だった ラーグナー「君の武器はそれでいいかい?」 圭太「どうしようかなー?」 悠斗「圭太かせ!」 圭太「な…なんだよ!」 俺は無理やり圭太から刀を取り上げて素振りをしてみた 悠斗「圭太これは、飾るためのおもちゃだよ」 圭太「そ…そうか、じゃあこれは?」 圭太がとったのは手に付けるようなリングと鉄の篭手だった 悠斗「付けてみたら?」 圭太「お…おう!……あれ付けたのはいいけど外れない…」 悠斗「おいおい……じゃあそれでいいよな」 圭太「お…おう…」 悠斗「ラーグナーさん圭太のはこれで」 ラーグナー「分かった」 悠斗「凪紗ー決まったか」 凪紗「うん!これ!」 凪紗が持っていたのは銃だった 悠斗「へー銃にしたんだ」 凪紗「うん!これ見てたらなんか手が光ってさ、みたら変なマークで出た」 悠斗「え!?」 咄嗟に凪紗の手を見てみる…あった…謎のマークだだそれを見て俺は右手が焼ける感覚を覚えた 悠斗「いたっ!?」 凪紗「悠斗!?どうしたの!?」 悠斗「いや、何でもない…」 痛みを覚えた右手を見たら凪紗とは違うマークがあった 悠斗「なんなんだよ…いったい……」
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