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スーツケース+私=大和撫子はターミナル内の人を上手くかわし、一直線に保安検査所へ!
あと少し!
だが次の瞬間。
ドガッ!
何が起きたのか一瞬で理解した。
上手いこと人混みを抜けていた大和撫子だったが、突然出てきた人影を避けきれず衝突してしまったのだ。
そして私はといえば慣性の法則に従い、投げ出され宙を舞っている。
というところまで理解したところで床に落ちた。
一回転して落ちた背中側が痛い!
ぶつかった相手も倒れている。
すぐに謝らなくては!
「アイムソーリー、バットアイ...」
「いてぇー」
「え...」
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