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数分経つと、新堂家がやってきた。
西澤の格好をした馨は、ボイスレコーダーのスイッチを入れて新堂家の前に出て挨拶をした。
新堂家の方も挨拶していると、馨の母親が一人の少女に向けて話していたので、馨も少女を見た。
それが、長谷川 梨恵との出会いだ。
千春の母親の話では、梨恵は千春の友人であることを語った。
「(何だこの女、地味過ぎるな…)」
馨にとって、梨恵の第一印象がこれだった。
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