6人が本棚に入れています
本棚に追加
千春の母親は、梨恵に耳打ちしていた。
この光景を、馨以外は誰も気付かない。
「西澤……俺は、あの地味女のとこに行くから、お前は見合いの方を頼んだ。」
「了解しました。(声でバレると思いますけど…)」
馨は、下手な芝居をして梨恵の元へ向かった。
何とか梨恵の元に辿り着いた馨は、梨恵を車に乗せて発進させた。
梨恵が馨を、西澤と思い込んでいた。
「(これじゃあ、勘違いするだろうな…)」
最初のコメントを投稿しよう!