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「そんなの、応えになってな……………ふぐっ!?」
馨は、梨恵の言葉を遮ろうと口にサンドイッチを押し込んだ。
「そう言う梨恵は、何であの家に暮らしているんだ?友人だからか?」
馨は、呑気にサンドイッチを頬張る。
「最初に会ったとき、最初暗かったけど何があったか教えてくれないか?」
地味と思っていた馨だが、訳ありだと思い梨恵に質問した。
「私が高校に入る前に、最愛の父が亡くなったの…飲酒運転によって。母は、私が小学校の頃に亡くなった。」
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