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「だって…凄く温かいよ。いつも、作った料理の残り物を食べてたから……とても冷たかったから、温かいもの食べるの久しぶりだから………。」
泣きながらも、梨恵は料理を平らげた。
「二階堂さん……ごちそうさまでした。温かくて……嬉しくて…」
「分かったから、泣くな。それと、いい加減馨って呼べよ。あと、これからの事だけど。」
馨は、深呼吸をして梨恵に言った。
「さっき、制服と教科書が変わっているって言ったな?」
「うん……何で、制服が通ってた学校の物じゃ無かったのか、不思議だった。」
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