5人が本棚に入れています
本棚に追加
「そっか、本当に高校生かって位、偉いな。でも、その必要はない。俺はいつも、朝飯はとらずにコーヒー一杯だけ済ましている。」
「でも、昨日の夜作ってたじゃ…」
「あれは、簡単なものしか作れないから。忙しい日の場合は、行きつけの店で食事をとっている。」
「それだと栄養が……」
「気を遣うな。それより、晩飯は外で食うぞ。時間は、夕方になるからお洒落な格好にしろ。今日、友人と友人の奥さんと交えてな。良いか、俺が居ない間に逃げるなよ?」
「………分かった。(…と言っても、全く知らない町だから逃げるどころか、迷子になっちゃうし。)」
「せっかく起きたから、朝飯でも食うか?」
その後、早くも朝ご飯を食べ、馨は会社へ行き、梨恵は部屋の中にいた。
最初のコメントを投稿しよう!