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梨恵が通っていた高校と、馨の知り合いが勤めている高校とのレベルに差がありすぎる。
「ここで諦めたら、駄目だ。おそらく、西澤さんが学校へ行って、手続きとかしているかもしれない。」
今日の梨恵は、冴えていた。
その頃、馨の秘書・西澤は梨恵が通っていた高校へ行き、退学手続きをとっていた。
「困りますよ。学生証の返却と退学理由が無ければ、手続きが出来ません。」
「彼女を引き取ってくれる親戚が見つかったので、ここからの通学は難しいとの事です。」
「それで、その親戚は?」
「それは、私です。調べたら…彼女は私の姪っ子です。」
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