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するとドアが開き、馨の母親が入ってきた。
「お邪魔します。」
「こ、こんにちは。二階堂さんのお母さん、申し訳ございません…お茶を出すか、昼食を作って出すか………結局、何も出せませんでした。」
「気にしなくて良いのよ。それより、この部屋の掃除は、全部梨恵さん一人で?」
「は、はい。」
すると、馨の母親が微笑んだ。
「緊張しなくても良いのよ。あの後、馨から聞いたけど、梨恵さんは家庭的で素晴らしい人だと…」
「と、とんでもない事で…ゴザイマス…」
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