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「梨恵さん、よろしかったら、一緒にランチしない?このマンションの近くに、美味しいイタリアンのお店があるのよ。お金なら、私が払いますから行きませんか?」
「こ、困りますよ…お客様である二階堂さんのお母さんを負担するような……」
「馨から、梨恵さんのお母様が亡くなったと聞いて…だから、ねっ?母娘みたいに、一緒にランチでもしましょう。あっ、私の事をお義母様って呼んでね。」
「はい…」
「そうと決まれば、早速準備よ。」
梨恵は馨の母親に押され、掃除用具を片付け、部屋に入った。
そして馨の母親は、梨恵の部屋に入りこんだ。
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