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「梨恵さん、もしかしてお勉強していたの?」
そこには、机の上に置きっぱなしの教科書があった。
「はい、今まで通っていた学校とのレベルが違いすぎて……それに、もう西澤さんが退学手続きをしていて後戻りが出来ませんので…」
「梨恵さん、ごめんなさいねぇ。馨に振り回されて…」
「い、いいえ。滅相もございません!!」
馨の母親は、クローゼットにある服をチョイスし、梨恵に着せた。
その後、マンションを出てイタリアンレストランに向かった。
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