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「梨恵さん、そのチップを西澤に渡したら?彼の友人は、コンピュータ関連の仕事をしているわ。」
「はい。でも、何でですか?」
「いずれ、分かるときが来るわ。それまで、待ってた方が良いわ。」
それから梨恵は、馨の母親に送られたあと、リビングに入ると電話が鳴った。
「もしも……「出るのが遅い!!」
電話の相手は、馨だ。
「ごめんなさい。実は、二階堂さんのお母様とお食事を…………」
「(母さんめ…)それで、母さんが何だって?」
梨恵は、ランチまでの出来事を全て話した。
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