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すると、梨恵はあることを思いだした。
「そう言えば、鈴音って…何で二階堂さんの家のメイドになったの?」
「親の言いつけだよ。私の姉貴、許嫁がいてね…すぐ結婚したんだけど、父さんと母さんは私を品の良いお嬢様にしようと、お嬢様学校を入学させられたけれど、親戚である二階堂家のメイドとして、働いていたの…」
「そうかなぁ…私、今の鈴音が好き。初めて会ったのに、すぐ打ち解けてくれて。」
「梨恵っち~、ありがとう。もうすぐ、フィアンセが来るから急いで。」
「ふ、フィアンセ!?違う違う。私は、ただの同居人。」
鈴音は、梨恵を茶化し初めた。
「またぁ、照れちゃって。梨恵っち、可愛い!!」
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