優しい(?)俺様御曹司

24/29
前へ
/36ページ
次へ
すると、梨恵はあることを思いだした。 「そう言えば、鈴音って…何で二階堂さんの家のメイドになったの?」 「親の言いつけだよ。私の姉貴、許嫁がいてね…すぐ結婚したんだけど、父さんと母さんは私を品の良いお嬢様にしようと、お嬢様学校を入学させられたけれど、親戚である二階堂家のメイドとして、働いていたの…」 「そうかなぁ…私、今の鈴音が好き。初めて会ったのに、すぐ打ち解けてくれて。」 「梨恵っち~、ありがとう。もうすぐ、フィアンセが来るから急いで。」 「ふ、フィアンセ!?違う違う。私は、ただの同居人。」 鈴音は、梨恵を茶化し初めた。 「またぁ、照れちゃって。梨恵っち、可愛い!!」
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加