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「お嬢さん、見かけない顔だけど、誰と待っているの?」
声をかけてきたのは、ワイルドでダンティな男性。
「え?はい…二階ど……いえ、馨さんを待っています。」
「なんか待っても退屈だし、俺とどっかで食事でもしない?」
「いえ、結構です。(この人、どこかで見覚えがあるけど…誰だっけ?)」
すると、馨が入ってきた。
「すみません。私の連れが、何かしましたか?」
「いえ、ちょっと世間話をしただけです。それでは。」
男性は、そそくさとこの場を去った。
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