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すると、馨がコツンと頭を叩かれた。
「…ったく、鈴音の野郎。梨恵をこんなに可愛くさせやがって……」
「何で叩くの?それに、鈴音が何も悪くないじゃないですか!?」
「梨恵、お前なぁ~…少し位、自覚を持てよな。まぁ良い。梨恵、ついて来い。」
梨恵は、馨に連れられ車に乗った。
「あぁそうそう…さっきの奴、俺んとこと取引している雑誌の専属モデル。」
「(そうだ、思い出した!)」
それは、千春にお見合い話が持ちかける前日の事だ。
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