優しい(?)俺様御曹司

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朝日が差し込み、梨恵は目を覚ますと、目の前に馨が眠っている。 「(な、何で私の部屋に二階堂さんが?)」 訳の分からなかった梨恵だったが、馨を起こさないようにベッドから降り、今何時かリビングに向かい、時計を探した。 今は、6時。この時間帯だと、新堂家の父親と千春、梨恵の弁当作りと朝食作り、そして掃除と千春の宿題の手伝い…………だったが、今は馨の住むマンションで、馨と一緒に住んでいる。 「せっかくだし、朝食だけ作ろう。えぇっと、何にしようかな。」 冷蔵庫など物色していると、馨が起きてきた。
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