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俺様御曹司、激怒。戻ってきた生活 #2
さらに、千春の父親の会社社長は言った。
「新堂君、君みたいな社員は、がっかりしたよ。本日を持って、専務の職業を剥奪及び、懲戒解雇を命ずる。もうじき、警察がやって来る。」
「俺からも言って良いですか?」
馨は、千春の前に立って冷たい口調で言った。
「お前、梨恵に引き立てられておいて、梨恵の恋を邪魔して楽しいか?」
「馨さん…。」
「気安く呼ぶな。お前、人の力を借りて恋をするな!自分の力で恋をしろ。そんで、もう俺と梨恵、St.百合園学院高校の出入りを禁ずる。」
「嫌よ。私、馨さんと一緒じゃなきゃ…。」
「それは、金だろ?俺は、見た目と性格だけ判断する女は嫌いだ。もちろん、人の手柄を横取り人を引きずり落とす人間もだ。」
「梨恵。私達、友達だよね?」
「私の……私の親友は、鈴音だけ!」
梨恵は、ためらいながらも千春に強く言った。
その後、警察官が現れて千春の父親は逮捕され、千春の母親も罪を隠した事で警察に連れて行かれた。
そして、千春は別の案件で警察に事情聴取を受けた。
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