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千春は、渡された手紙を読んだ。
《新堂へ、これ読んだら明日の昼休みに返事をくれ。 山科》
千春は、翌日昼休みに山科と話しをした。
「新堂、昨日の手紙を読んだか?」
「読んだよ。山科君、何で梨恵じゃなく私なの?」
「俺と長谷川と新堂と一緒に話をしていく内に、新堂の事が好きになった。新堂、俺と付き合ってくれないか?」
千春は返事をした。
「ごめんなさい。私、梨恵を泣かす人嫌い。」
千春は、教室へ戻った。
それ以来、梨恵は千春を男子生徒から呼び出すようになった。
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