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そんな日の放課後、忘れ物をとりに教室へ入ろうとしたら、教室に男子達の話し声が聞こえた。
「なぁ、新堂って結構可愛いよな。」
「お前も新堂狙いか?」
「そう言うお前らも新堂を狙っているじゃないか。」
「そう言えば、新堂の隣にいる奴って……名前は確か…長谷川だっけ?」
「(梨恵の事?)」
すると、男子生徒の一言で千春の運命が変わった。
「長谷川ってさ、一緒にいると新堂がさらに可愛くないか?」
「あっ、俺もそう思う。しかし、新堂と付き合うには覚悟が必要だな。新堂を告白したけどフった奴が結構いるみたいだし。」
「(梨恵と一緒にいると、私はさらに男子にモテる…!)」
千春は、さらに男子をモテるように、梨恵と一緒に行動するようになった。
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