1人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
朔夜は馨をベッドまで運んで、看病を始めた。
そして朔夜は病院に連絡し、主治医を呼んで診察した。
「全く、お宅の社長さんは無茶しますね。一歩遅かったら、肺炎になるところでしたよ。しばらく安静にすれば、良くなります。」
「ありがとうございます。遅くまで、ご苦労様です。」
主治医が帰ったと同時に、朔夜は考えた。
「(もしこのまま、梨恵様を捜し続けたら……社長が危ない。)」
朔夜は、あるところへ電話をした。
「もしもし、西澤でございます。お願いしたいことがあります。」
最初のコメントを投稿しよう!