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エッグの放ったスタークエイクが空牙を吹き飛ばす、腕から血が流れるも、また立ち上がる、
RR[マスター・・・]
ラウロードが心配している、
傷を負っている姿は誰もが思う、まだ15歳になったばかりの男の子、なのに、誰かを守ろうと必死になっているのは、大切な物を失わないため、
空牙「まだ、終わっていない・・・・誰かの為に自分の出来ることがあるのなら・・・諦めない・・・・・・」
ポロ・・・ポロポロ・・・
涙
狼牙「空(くう)・・・」
昔の呼び名、
兄弟で呼び合った、二人だけの特別、
空牙「諦めたくないんだあああああああああ!!!!!!」
RR[EXTENTION!!!]
ライトウル・レイロードは強い光を宿す。
エクステンション
なのは「この感じは?」
フェイト「あの子の悲しみが、私達に教えてくれてる?」
空牙の悲しみは、家族と仲間、親友、かけがえのない欠片を傷つけられた涙、そして、自分は何一つ守れていない悔しさ、
しかし、まだ幼い少年、
「ううううううああああああああああああああああああああああ!!!!」
咆哮と共に、
ピキィ・・・・ピキィピキィピキィ・・・・パキィパキィパキィパキィパキィ・・・・
心を砕こうとしていた。
アスト「やめるんだ!空(くう)!!!」
それを必死に止めようとする皆、
そこにいち早く駆け付けたのは、
ギュウッ・・・
はやて「アリシア・・・・ちゃん・・・」
抱きしめていたのは、アリシアだった。
「小さかった心、私には分かるよ、君の悲しみが、苦しさが、辛かったんだよね?でも君は独りじゃないから、皆が背中を押してくれてる、だけど、恐れないで歩きだそう?運命はきっと変えられるから、だから自分を失わないで?」
小さな身体に抑えていた物が吹き出るように、泣き崩れた、
聖覇「・・・・空牙・・・・」
そして、アリシアは立ち上がる、
フェイト「お姉ちゃん?」
エッグ【な、何だ!!!何だというのだ!!!】
風がアリシアを包み込む、
「深い闇に呑まれようとしても屈しないよ、今この胸の痛みは私だけじゃない、だから、空牙君の心は、この子の心は私が・・・・」
アニマが新たな力を産む、
ヒュイイイイン!!!
アリシア「私が守る!力を貸して!私に戦う希望を!」
人の可能性は無限に広がり続ける。
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