サプリメント-2-2

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修ちゃんが好きになってくれた香奈になるの。 私はもう何錠か薬を飲んで、深呼吸すると、あんなに感謝したゼンの事を恨めしく思った。 膿み出しはやっぱり必要なことだったんだ。 フラフラとパジャマに着替えてベッドに潜り込む。 そうでもしないと、一番恐れていた事が起きそうな気がしたから。 「あれ、香奈、風呂は?」 「なんか、ちょっとしんどい」 「ええ?! 大丈夫か?」   修ちゃんは、横たわる私の額にそっと手を当てた。湯上りの修ちゃんの手は、私のひんやりとした額よりも温かかった。 .
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