眼差しの音

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私の下にいる男には言っていない。 こんな風にしないと、悦びなんて全く感じないことは。 ふいに、和臣が、カメラを持っていない左手で、私の乳首をつねった。 利き手じゃない方の手は力加減が不器用で、その不器用さが、逆に私の身体に効能を与える。 キュウッと私のヴァギナが、収縮すると、和臣の口数が少なくなって、呼吸が浅くなった。もうじきだ。 もうじき。視線の音を聞きながら、私は快楽に耽った。 .
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