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魔法学校を卒業したあと編集長にスカウトされた広告企業に就職した。
しかし彼の文章能力は壊滅的で、しばらく彼はカメラマンとして働いていた。
そして下積みもすんだだろうと踏んだ編集長は久々に彼に記事を書かせてみたら今日のようなことになったのであった。
「ぐわあーっ!今日は潰れるまで飲むぞおぉおおぉ!!」
そしてまた彼の声は帰路に消えたのであった。
・・・・・・・・・・・・・・・
「マスター!バーボン!ジョッキで!」
古風なバーでカウンターにつくなりモトムラはアルコール度数が高い物を頼んだ。
「かしこまりました。」
バーのマスターはそういうとジョッキを用意し始めた。
「お兄ちゃん、やけ酒かい?」
モトムラの隣のガタイのいい無精髭を生やした長髪の男が話しかけた。
「バーボンです。」
モトムラが男の方に目を向けるとよく磨かれたジョッキが置かれた。
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